第2回 最適化とアルゴリズム研究部会(1/17)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)

幹事: 胡  艶楠(名古屋大学)

●概要:

第2回の研究部会を2017年1月17日(火)に開催いたしますので、以下の通りご案内させていただきます。

講演者の宇野 毅明先生は,国立情報学研究所の教授で、JST CREST 「データ粒子化による高速高精度な次世代マイニング技術の創出」プロジェクトを率いておられます。
http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/project/45/14531617.html

参加登録は不要ですので、当日会場までお越し下さい。多くの方のご参加をお待ちいたしております。

●日時:2017年1月17日(火) 16時30分~18時00分

●場所:

中央大学 後楽園キャンパス 3号館5階3500号室

http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

http://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/kourakuen/

●講演者および概要

講演者: 宇野 毅明(国立情報学研究所)

タイトル: データ研磨によるクラスタリングの高精度化

要旨:

データマイニングの中でも、クラスタリングは最も中心的な問題である。クラスタリングには、正解ラベルが与えられるものとそうでないもの、少数のクラスタを見つけるものと大量の小さなクラスタを網羅的に見つけるものがある。本講演では、ラベルのないデータに対して、局所的な集まりが作る小さなクラスタを網羅的に見つけるタイプのクラスタリングを考える。ビッグデータが含む大量の項目をまとめ、粒度と抽象度を上げることにより、意味がとりやすく、頻度分布やサイズが適切なデータを構築できる、このクラスタリングに対する既存手法は、クラスタを大量に含む非常に大きなクラスタを作ってしまう、クラスタを微細なクラスタに分解してしまう、実際よりも桁違いに大量のクラスタを生成してしまう、など、実用性とはほど遠い利便性しか持たないものばかりである。我々は、データ研磨という、データが内包する構造を明確化することによりクラスタ発見の精度を上げる手法を開発した。本講演では、そのモデル、アルゴリズムと実験結果を紹介する。

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会(費用 5千円程度)を開催します。
懇親会にご参加を希望される方は、1月14日(土曜)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

研究会主査 今堀慎治: imahori@ise.chuo-u.ac.jp

第2回 サービス・サイエンス研究部会(2/7)開催のお知らせ

主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)
●概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、
大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。
できるだけカジュアルな雰囲気で気軽に参加いただき、活発な交流を目指します。
●日時:2017年2月7日(火) 17時00分~19時00分
●場所:
東京海洋大学 越中島会館 2階セミナー室
GoogleMapはこちら
東京海洋大学 越中島キャンパスマップはこちら

●講演者および概要
講演者: 岩田 泰士 氏(新日鉄住金ソリューションズ )
タイトル: データサイエンティストの思考法
要旨:
新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)と金融エンジニアリング・グループ(FEG)の混成チームは、
データ分析の世界大会である「KDD Cup 2015」(主催:ACM学会の分科会SIGKDD)で、
第2位に入賞しました。
本講演では同チームのメンバーが、大会において何に注目し、
何をどう考えていったのか、データサイエンティストの思考法について、
大会での実際の作業内容を交えながら紹介します。
また、今後のデータ分析ビジネスの新たな潮流と、これからの時代に求められる人材や技術についてお話しいたします。
●参加費用:無料

●懇親会

研究部会の後、近隣のお店に場所をうつして、懇親会を開催する予定です。
是非、ご参加ください。
●参加申し込み
準備の関係上、2月3日(金)までに下記サイトにてお申込みください。
●連絡先
natsuko@kke.co.jp(幹事 矢野夏子)