第8回 最適化とアルゴリズム研究部会(11/9)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)
幹事: 胡 艶楠 (名古屋大学)

●日時:2018年11月9日(金) 15時45分~18時00分

●場所:
中央大学 後楽園キャンパス 3号館5階 3500室
アクセスマップ  http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/
キャンパスマップ http://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/kourakuen/

●講演者,タイトルおよび概要

講演者1: 小田 拓朗*,呉 偉,伊藤 靖彦,池上 敦子(成蹊大学)
タイトル:スクールタイムテーブリング
概要:高校などの授業時間割作成では,対象期間の各時限に,利用できる教室の数や教員の出校可否などを考慮しながら必要科目を割当てる.これらを全クラス,全教員に対して考慮しながら時間割を作成しなければならない.また,ホームルームクラスで受ける授業とは異なる,コース科目の存在がモデル化を難しくしている.本発表では,コース科目を含む授業時間割作成のための数理最適化モデルと,そのモデルの下で行った時間割を作成する計算実験について発表する.

講演者2: 河瀬 康志(東京工業大学)
タイトル:組合せ最適化問題に対する確率的ロバスト最適化
概要:複数の目的関数をもつ組合せ最適化において,最悪の目的関数値を最大化するような解の確率分布を求める問題を考える.本研究では,線形計画法と乗算型重み更新法に基づく2種類のアルゴリズム設計フレームワークを提案する.これらのフレームワークの応用例として,目的関数が線形関数や劣モジュラ関数であり,制約がナップサック制約やマトロイド(交差)制約などである場合に対し,近似アルゴリズムを設計する.

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会を企画しております。
懇親会に参加を希望される方は、11月6日(火曜日)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

今堀(imahori@ise.chuo-u.ac.jp)