プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2019年3月13日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2019年3月13日)開催のお知らせ

2019年2月18日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」の2019年第1回会合を開催いたします。

皆さんは、自分や人の『感情』がマネジメント可能だと考えたことがおありでしょうか? あるいは、プロジェクトにも感情があるのでは、と思うことはありませんか?

プロジェクト・マネージャーの仕事の半分以上は、コミュニケーションにあてられます。チーム員や顧客・外部のステークホルダーとのやりとりに時間が割かれ、その多くは単なる情報伝達以上の、説得や交渉や動機付けといった難しい仕事です。難しい理由は、自分や他人が内心抱えている「感情」が、伝えるべき「理路」を左右してしまうからでしょう。おまけに、感情には一種の共鳴性ないし伝染性があり、チームの中でどんどん広がっていきます。

では、そもそも、感情にはどんな種類があるのか。自分や他者が抱えている感情に気づくには、どうしたら良いか。そして感情はどんなダイナミクスに従って動くのか。こうした感情に関する教育やトレーニングは、ほとんど受けたことがない人ばかりだと思います。

今回はPM関係の教育・コンサルティングに従事しておられるアイシンク株式会社の丸山奈緒子様に、感情マネジメントのスキルについて、入門編をお話いただきます。目からウロコの話題がたくさん出ること、請け合いです。プロマネの仕事は技術をリードすることだ、だから優秀な技術者がやればいい、と信じている組織が世間ではほとんどでしょうが、本当は感情とリスクのマネジメントがその8割以上なのではないかと、皆さんもきっと思われるようになるはずです。

大勢の皆様のご来聴をお待ちしております。

<記>

■日時:2019年3月13日(水) 18:30~20:30

■場所:慶応大学三田キャンパス 研究室棟B
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【10】

■講演タイトル:
「プロジェクトマネジャーが高めたい『感情マネジメント』スキル」

■概要:
感情の取り扱い能力は、個人やチームのパフォーマンスを高めるうえで大変重要です。
一方で、ネガティブな感情に振り回されたり、むやみに抑え込もうとしたりと、
どのように扱うべきか学ぶ機会がなかった方が少なくありません。
本講演ではプロジェクトマネジャーなどチームを率いる方に知ってほしい、
感情とのつき合い方についてお伝えします。

■講師:アイシンク株式会社
丸山奈緒子(まるやま・なおこ)

■講師略歴:
お茶の水女子大学 生活科学部 発達臨床心理学卒
桜美林大学大学院 心理学研究科 修士課程修了
日本健康心理学会認定 専門健康心理士
米国PMI®認定PMP®
東京大学特別講師
心理学をベースにしたヒューマンスキル系講座の開発・講師担当。ストレスマネジメント、
アサーション、コーチング、交流分析、ファシリテーションなど、PMのニーズに即した講座を提供。

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(¥2,000)は免除されます。
参加を希望される方は、確認のため、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。