第14回 サービスサイエンス研究部会開催のお知らせ

スケジューリング学会のサービス・サイエンス研究部会にて幹事をしております。
11月18日(水)に、商船三井システムズ株式会社の坂本様をお迎えして、
 第14回 サービス・サイエンス研究部会
を開催いたします。(開催形式はZoomを用いたオンラインです)

ご参加くださる方は、以下のURLのフォームからご登録をお願いします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4wBP7fhfm6TLl6-GURRLCdA34NIkrlJMHw_OptuMXZZT4AQ/viewform?usp=sf_link

お話しいただく「自動車船運航業務での数理最適化」は、先月開催されたスケジューリング・シンポジウム2020でもご発表くださっておりますが、実運用に最適化を適用しているケースをわかりやすくご説明いただいたことから大変好評でした。 今回のご講演では、時間の制約からシンポジウムのご発表では、カバーすることができなかった内容について盛り込んでくださいます。シンポジウムで坂本様のご発表をお聞きになった方も是非ご参加ください。


■研究部会概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、 大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。 活発な交流を目指しますので、できるだけカジュアルな雰囲気で気軽にご参加ください。
主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)

■ 日時:2020年11月18日(水) 17時00分~19時00分

■ご講演者
商船三井システムズ株式会社
ICT戦略推進部 専門部長  ICT戦略推進第二チームリーダー
坂本 淳子様

■タイトル
自動車船運航業務への数理最適化活用を通じて得た実践的アプローチ

■ご講演概要
自動車船の運航において,配船計画や貨物積付計画を策定する業務は 熟練を要する上に,安全運航や経済運航にも直結する重要な業務である. 近年,自動車船の大型化が進み1隻に搭載可能な貨物量が増える状況の下, 自動車メーカーをはじめとする荷主の輸送・物流パターンが多様化する 傾向にあるため,計画策定の難易度が高くなり作業にかかる時間も長くなっている. そこで,当社は数理最適化を用いてこれらの業務を支援する取り組みを始めたが, 実際の業務は複雑な条件を考慮しなければならず,且つ,熟練担当者の 業務をすべて定式化することは困難であることから,実務利用に至るまでには 様々な課題を克服する必要があった.本講演では,数理最適化を実際の業務に 活用するための実践的アプローチについて,当社が取り組んだ内容を紹介する.

■ ご講演者略歴
1999年慶應義塾大学大学院理工学研究科数理科学専攻修士課程修了.
同年商船三井システムズ(株)入社.
数理モデルを用いて可視化・予測・最適化の業務に従事中.
2016年横浜国立大学大学院環境情報学府情報メディア環境学専攻入学.
同大学大学院在学中.

■参加方法
Zoomミーティングによるオンライン開催といたします
申し込みいただいた方に、別途ご参加用URLをお知らせいたします
■参加費用:無料