リスクマネジメント研究部会(2021年5月31日)開催のお知らせ

リスクマネジメント研究部会(2021年5月31日)開催のお知らせ

2021年5月3日
研究部会主査: 早稲田大学 森戸晋
幹事:  静岡大学 呉 偉

  • 日時:2021年 5月 31日(月)17:30 — 18:50
  • 会場:Zoom でのオンライン開催
  • 参加申込:下記のリンクから参加申込を行ってください.締切終了後に,登録のメールアドレスへ Zoom ミーティングの情報をお送りします. 参加申込フォーム
  • 講演終了後,希望者だけで別途,引き続きオンライン懇親会を行う予定です.
  • 申込締切:5月29日(土)23:59
  • 発表1(17:30 — 17:50)
    • 発表者:久保 幹雄(東京海洋大学)
    • 題目:Jupyter+nbdevで文芸的プログラミング
  • 発表2(17:50 — 18:10)
    • 発表者:斎藤 努 (ビープラウド,トヨタ自動車)
    • 題目:BlenderとPython
  • 発表3(18:10 — 18:30)
    • 発表者:古木 友子(ビープラウド)
    • 題目:ネットワーク解析で見るPEP (Python Enhancement Proposals)
  • 発表3(18:30 — 18:50)
    • 発表者:小林 和博(青山学院大学)
    • 題目:地理情報処理とPython

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2021年4月7日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2021年4月7日)開催のお知らせ

2021年3月20日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

来る4月7日(水)に、2021年の「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」第2回会合を開催いたします。
緊急事態宣言は21日に解除される予定とのことですが、今回もオンライン開催といたします。ご了承ください。

デジタル技術を活用した企業ビジネスの変革、Digital transformation=略して『DX』なる言葉が、もてはやされる昨今です。
ITツールを用いて変革を実現するためには、業務の「あるべき姿」To-Beを構想し、システムの満たすべき機能のニーズ、つまり要件を明確にする必要があります。
そして、業務機能のニーズを考えるためには、あるべき業務プロセスをきちんと設計しなければなりません。

ここまではある意味、「当たり前の話」です。ですが、わたし達の社会で今、問題なのは、この「当たり前」を、ちゃんとできる企業が少ない事です。
ビジネスプロセスの設計? それどころか、現状の業務フローすら、全体像を誰も知らないケースが、少なくありません。

自分の組織の業務が、どういう階層になっていて、自分たちの仕事のやり方(プラクティス)の、どこが優れていて、どこがまずい点なのか、責任を持って考える立場の人がいない、そんな話もよく耳にします。
これでは業務改革プロジェクトなど、進むはずもありません。でも当然だ、なぜって、世の中には「ビジネスプロセスの全体像」に関する百科辞典、なんとかPediaみたいなものが無いんだから・・そんな風に考えていませんか?

では、企業や業種の壁を越えて、標準的な業務プロセスのリファレンス・モデルが入手可能で、おまけに分野ごとの『ベスト・プラクティス』まで、おまけについてくるとしたら、皆さんはどう思われますか。
今回は、そんな超上流工程を助けるツールとノウハウを開発し続けてきた、(株)プロセスデザインエンジニアリング代表取締役・渡辺和宣様に、ビジネスアナリシス方法論『GUTSY-4』と業務参照モデルについて、お話しいただきます。

渡辺様には、もう25年近くも前になりますが、日本最初のERPの技術解説書「SAP R/3ハンドブック」(共著・日本能率協会マネジメントセンター刊)の執筆で、お世話になりました。
氏は当時から一貫して、情報システム部門のあり方の改革の必要性、そしてビジネス・アナリストの方法論開発を、主張してこられました。その持論と到達点を、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと思っています。

<記>

■日時:2021年4月7日(水) 18:30~20:30

■講演タイトル:

標準プロセスとベストプラクティス(うまいやり方)の構築方法

  ~21世紀『知識の時代』に大きく乗り遅れた日本はどう対応すべきか~

■概要:

東京都の中小製造業で、受注生産品の売上を6年で13倍に拡大した事例で活用された、「GUTSY-4」。

GUTSY-4は業務参照モデル、プラクティスが整理されており、個人に依存せず誰でも業務分析、システム上流設計にアプローチ出来る、工学的手法です。連結売上3兆円の企業グループにおいて、採用された手法です。

ビジネスプロセスをありのままに見える化し、共有する現実直視。標準的プロセスと比較して強み弱みを把握する客観評価。
それらが出来てからプロセスや用語の標準化、暗黙知の形式知化と共有、そして優れたプラクティス(業務のうまいやり方)を検討します。

■講師:株式会社プロセスデザインエンジニアリング 代表取締役

バリューチェーンプロセス協議会 前理事長

一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会理事

渡辺 和宣

■講師略歴:

1948年生まれ。中小企業診断士やIT関係など資格は全て未更新で喪失。

53歳で独立後、15年間をかけてビジネスアナリシス方法論と業務参照モデルを開発し、

かつ日々バージョンUPに追われる。

ユーザであるS電工グループへEnable機能とプラクティスのグループ共有を提案中。

■参加希望者は、三好副幹事までご連絡ください。後ほどオンライン会議のリンクをお送りいたします。

■参加費用:無料。

ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(¥2,000)は免除されます。

リスクマネジメント研究部会(2021年3月22日)開催のお知らせ

リスクマネジメント研究部会(2021年3月22日)開催のお知らせ

2021年3月6日
研究部会主査: 早稲田大学 森戸晋
幹事:  静岡大学 呉 偉

  • 日時:2021年 3月 22日(月)13:30 — 15:00
  • 会場:Zoom でのオンライン開催
  • 参加申込:下記のリンクから参加申込を行ってください.締切終了後に,登録のメールアドレスへ Zoom ミーティングの情報をお送りします. 参加申込フォーム
  • 申込締切:3月20日(土)23:59
  • 発表1(13:30 — 14:00)
    • 発表者:矢原 裕大,加藤 新良太(静岡大学),髙井 峰生(大阪大学 / UCLA),石原 進(静岡大学)
    • 題目:途絶耐性ネットワークを用いた情報共有と避難行動の相互作用
    • 概要:災害時,被災者は不通道路遭遇により避難が遅れる可能性がある.それに対して,避難者間で道路不通箇所等の災害情報を共有すれば,避難の迅速化が可能となる.しかし,災害時には停電による携帯電話網等の損壊で情報伝達が困難となる.筆者らは,通信インフラへの依存度が小さい途絶耐性ネットワークを用いた災害情報共有システムの実現を目指している.本システムでは,避難者,避難所,災害対策本部間でStore-Carry-Forward方式の通信により災害情報を共有する.災害情報共有によって,避難者の行動が変化する一方で,提供された情報によって避難者の動きもまた変わる.そこで,筆者らは,避難行動と情報共有の相互影響を調査するため,避難行動と無線通信の簡略モデルを構築し,シミュレーションによる評価を行った.
  • 発表2(14:00 — 14:30)
    • 発表者:鈴木 夏樹,久保 幹雄(東京海洋大学)
    • 題目:新型コロナウイルス感染症禍における災害時避難者割り当て手法
    • 概要:今回の新型コロナウイルス感染症は現在も沈静化することなく猛威を奮っている状況にある.この影響下では,災害時に従来の避難計画大人数を従来の避難計画通りに公共の施設に多くの避難者を収容すれば,3密からクラスターの発生に繋がる.本研究では新型コロナ感染症蔓延禍の災害避難計画を作成するために,死亡リスクの最小化を目的として,勾配ブースティング木による予測モデルの作成と制約最適化を用いた避難所割り当てモデルの提案を行う.
  • 発表3(14:30 — 15:00)
    • 発表者:原田 聖斗(成蹊大学),佐々木 伊織(岩手大学),加藤 尚瑛(成蹊大学),池上 敦子(成蹊大学)
    • 題目:災害時の危険度を考慮した最短経路問題
    • 概要:日本は,世界的に見ても災害の多い国であり,災害そのものの発生を防ぐことはできない.また,災害はいつ起こるか分からないため,いざという時に備えて,日頃から,避難経路の確認などを事前に把握しておき,身の安全を守ることが大切である.本研究では,日本の首都東京23区の一番危険とされる荒川区のデータを用い,道の「距離」と「危険度」を考慮し,避難対象者が目的地までより早く,より安全にたどり着く方法を考えることで,最適な避難経路の探索を目指す.

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2021年2月4日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2021年2月4日)開催のお知らせ

2021年1月20日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

来る2月4日(木)に、2021年の「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」第1回会合を開催いたします。
大都市圏が緊急事態宣言下にあるため、今回もオンライン形式となりますので、ご了承ください。

プロジェクトとは、(1)達成すべきゴールがある時限的な取り組みで、(2)利害の異なる複数の人間が協力する必要があり、(3)失敗するリスクを伴う、そんな活動だと定義することができます。そしてプロジェクトに成功したければ、活動全体を適度な段階や部分に分け、それぞれに応じた人と費用と時間を割り振って、進むべき条件を確認しながら、ことを運ぶ必要があります。

事業承継」も、そういう意味では、立派なプロジェクトの一つです。

皆さんは「事業承継」という言葉をご存知でしょうか? 簡単に言うと、会社の経営を後継者に引き継ぐことです。
次の経営者を選び、社の経営権だけでなく、資産や負債、対外的な契約関係など、会社の存続に必要なすべてのものを、有効かつ確実に引き渡していかなければなりません。
経営とは社員の雇用に責任を持ち、ひいては社員の家族の生活基盤を支えることでもあります。ですから、従業員にとっても、スムーズな経営の交代が望まれます。
しかし実際の会社において、経営者の代替わりはそう簡単ではありません。とくに規模がそれほど大きくなく、社長個人のリーダーシップで組織を引っ張ってきた会社ほど、後継者を選ぶのが難しく、トップの老齢化とともにビジネス存続のリスクが高くなっていきます。

今回は、自動車雑誌に長年勤めて役員を経験された後、中小企業診断士として独立し、事業承継分野を専門にご活躍中の内藤博様に、プロジェクトとしての事業承継マネジメントについてお伺いします。

「終わらないために努力する会社経営」と、「無事に終わるために努力するプロジェクト」の両面が交錯するユニークな事業継承の仕事を、どのように計画しアドバイスして、無事着地させていくのか。専門家ならではの知恵と経験に、学ぶところも大きいと思います。ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2021年2月4日(木) 18:30~20:30

■講演タイトル:「事業承継プロジェクトの全体像

■概要:

事業承継の本質的な理解を深めるためには、全体を俯瞰して見える化することが必要です。事業承継支援の体系を一枚の絵として捕まえておけば、現在の立ち位置もわかるようになり、出口の方向性を見失う事も有りません。現場で経営者と向き合ってきた事例をお話しします。
事業承継のタイミングで、多くの専門家が介在して、課題解決を図っていきますが、その中心でコーディネーターの役割を果たすのが、私が育てている「事業承継士」🄬です。
専門家のリスキリングとして事業承継を追求する意味を、お知らせしたいと思います。

■講師:事業承継センター(株)取締役会長 内藤博
<中小企業診断士・事業承継士・事業承継プランナー>

■講師略歴:「実家の廃業が元でこの道に志す。事業承継の伝道師」
中小企業診断士。事業承継士。事業承継プランナー。1952年横浜生まれ。家業の6代目に就任せず、モーターマガジン社に就職。27年間勤務。取締役を経て50才で独立。

事業承継の専門家として2,000件を超える相談と、500回を超えるセミナー実績を持つ。事業承継支援の第一人者として、日々難解な案件に全国を奔走している。事業承継士資格取得講座をスタートさせ、全国に1000人以上の事業承継支援のプロを輩出したパイオニア。
多彩な支援技術と博識で顧問先多数。「PR・広報」「マーケティング」と「自動車とオートバイ」が専門分野。

■今回は講師の希望により、zoomでの開催となります。参加希望者は、三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。後ほどzoomのリンクをお送りいたします。

■参加費用:無料。
なお、講演とQ&A終了後、希望者だけで別途、オンライン懇親会を行う予定です。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(¥2,000)は免除されます。

第14回 サービスサイエンス研究部会開催のお知らせ

スケジューリング学会のサービス・サイエンス研究部会にて幹事をしております。
11月18日(水)に、商船三井システムズ株式会社の坂本様をお迎えして、
 第14回 サービス・サイエンス研究部会
を開催いたします。(開催形式はZoomを用いたオンラインです)

ご参加くださる方は、以下のURLのフォームからご登録をお願いします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4wBP7fhfm6TLl6-GURRLCdA34NIkrlJMHw_OptuMXZZT4AQ/viewform?usp=sf_link

お話しいただく「自動車船運航業務での数理最適化」は、先月開催されたスケジューリング・シンポジウム2020でもご発表くださっておりますが、実運用に最適化を適用しているケースをわかりやすくご説明いただいたことから大変好評でした。 今回のご講演では、時間の制約からシンポジウムのご発表では、カバーすることができなかった内容について盛り込んでくださいます。シンポジウムで坂本様のご発表をお聞きになった方も是非ご参加ください。


■研究部会概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、 大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。 活発な交流を目指しますので、できるだけカジュアルな雰囲気で気軽にご参加ください。
主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)

■ 日時:2020年11月18日(水) 17時00分~19時00分

■ご講演者
商船三井システムズ株式会社
ICT戦略推進部 専門部長  ICT戦略推進第二チームリーダー
坂本 淳子様

■タイトル
自動車船運航業務への数理最適化活用を通じて得た実践的アプローチ

■ご講演概要
自動車船の運航において,配船計画や貨物積付計画を策定する業務は 熟練を要する上に,安全運航や経済運航にも直結する重要な業務である. 近年,自動車船の大型化が進み1隻に搭載可能な貨物量が増える状況の下, 自動車メーカーをはじめとする荷主の輸送・物流パターンが多様化する 傾向にあるため,計画策定の難易度が高くなり作業にかかる時間も長くなっている. そこで,当社は数理最適化を用いてこれらの業務を支援する取り組みを始めたが, 実際の業務は複雑な条件を考慮しなければならず,且つ,熟練担当者の 業務をすべて定式化することは困難であることから,実務利用に至るまでには 様々な課題を克服する必要があった.本講演では,数理最適化を実際の業務に 活用するための実践的アプローチについて,当社が取り組んだ内容を紹介する.

■ ご講演者略歴
1999年慶應義塾大学大学院理工学研究科数理科学専攻修士課程修了.
同年商船三井システムズ(株)入社.
数理モデルを用いて可視化・予測・最適化の業務に従事中.
2016年横浜国立大学大学院環境情報学府情報メディア環境学専攻入学.
同大学大学院在学中.

■参加方法
Zoomミーティングによるオンライン開催といたします
申し込みいただいた方に、別途ご参加用URLをお知らせいたします
■参加費用:無料

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2020年10月8日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2020年10月8日)開催のお知らせ

2020年9月24日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

来る10月8日(木)に、2020年の「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」第3回会合を開催いたします。

COVID-19感染症問題がなかなか落ち着きを見せないため、研究会日程が定まらず、前回からまた間が空いてしまいました。今回もオンライン開催といたしますので、ご了承ください。
現在のモダンPM論は、設計のマネジメントという重要な仕事について、ほとんど何も語っていません。この問題は、以前から指摘してきたとおりです。エンジニアなら誰でも知っている通り、設計は構築・実装のあり方の大勢を決めます。ですから、きちんとプロジェクトを進めたければ、まず良い設計をすることが先決です。ダメな設計を受け取って、「あとはよろしく」と言われたって、プロマネとしてできることは限られているからです。
しかし、この自明の理に正面から向き合って、プロジェクト・マネジメントを論じる人はわずかです。PMBOK Guide(R) の規定している10のマネジメント知識エリアにも、『設計のマネジメント』は含まれていません。PMBOKの次期・第7版は、従来の構成を根底から変え、プロセスベースから原則(Principle)ベースに転換すると言われています(10の「知識エリア」は、なくなる見込みです)。しかし、現時点では、プロジェクト・デリバリーの原則の中にも、設計論は見当たらないようです。
プロジェクトの成果物が価値あるアウトカムを生み出すためには、その設計が重要です。しかし現実のエンジニアは、過去の事例のコピー&ペーストや、外注先との折衝・チェックといった仕事に忙殺されているようです。設計の業務プロセス自体が、個別化・属人化している事の現れかもしれません。まして、肝心の設計ロジックの構築や、その伝承理解に使える時間は限られています。
今回は、自動車メーカーの設計部門を経験した後、大手ITベンダーでPLM等のコンサルティングに従事してこられた西本明弘様に、設計プロセスの分析・最適化技法である「Design Structure Matrix (DSM)」手法についてご講演いただきます。

昨年12月の梓澤様のご講演に続いて、「設計論シリーズ」の第2弾となる企画です。どうぞ、ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2020年10月8日(木) 19:00~20:15

■講演タイトル:

「Design Structure Matrix(以下DSM)の概要と応用~テレワーク時代のプロジェクト管理手法~」

■概要:

設計・開発プロセスは暗黙的かつ多職種連携で、手戻り要因も判りづらい。また、テレワーク時代で細かなコミュニケーションもとりづらく、プロジェクト運営のリスクは増している。

そこで、設計工学手法DSMを応用し、設計プロセス全体を俯瞰してプロジェクトを最適計画&省力運営(PMの負担軽減)する方法について解説する。

■講師:プロセス設計塾 代表 西本 明弘

■講師略歴:

三菱自動車にて小型トラック・バスのシャシーフレーム設計。
IBMにて金融・POSプリンター、自動改頁機構、漢字OCRスキャナなどの開発。
IBMにてPLMコンサルタントの後、プロセス設計塾を開業。

2003年より研究しているDSMを用いて、複雑な業務プロセスの改善を支援中。

■シスコシステムズさんのご厚意により、WebExを用いた、オンライン開催となります。
イベント登録および参加方法、はじめてWebExに参加される方への説明資料は記載のURLをご参照ください。
なお、オンライン形式のため、リアルの研究会よりも講演時間は少し短縮しています。ただし、講演とQ&A終了後、希望者だけで別途、オンライン懇親会を行う予定です。

■参加費用:無料。

ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(¥2,000)は免除されます。

■参加の事前登録方法

https://www.dropbox.com/s/w7sggz1jbkw1iu6/PPA_HowToRegsiter4WebexEvent.pdf?dl=0

■参加登録URL

https://cisco.webex.com/cisco-jp/onstage/g.php?MTID=e443dbddae5b20e52710ba4d88867c30a

ご不明な点がございましたら三好(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までお問い合わせください。

第14回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会(2020年8月28日)

第14回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会
「COVIDー19下の災害対応 SPRINT-3rd day」

主査: 奥村誠(東北大学)
幹事: 川崎智也(東京大学)

●日時:2020年8月28日(金) 15時30分~17時00分
●方法:Zoomによるオンライン会議(URLは参加登録いただいた方に別途お送りいたします)
●参加登録:こちらのGoogle Formにてお願いいたします(7月25日,8月8日のいずれかに参加された方はご登録不要です)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScBw3WRblDpD8oJXXeaButjZ_I8_XsTLAmiKLb1OKlLlNkLpQ/viewform

●内容
人道支援ロジスティクス研究部会では、COVIDー19感染症リスク下の人道支援ロジスティクスが抱える問題点と、緊急性が高い研究テーマを議論するため、この7月から8月にかけて研究部会を開催し、SPRINT手法を活用して議論を進めております。このたび、7月25日(土)の第12回部会、8月8日(土)の第13回部会に引き続き、8月28日(金)にSPRINTの3日目の議論を行うこととなりました。

ご関心をお持ちの方は、7月25日,8月8日の参加の有無にかかわらず、またSPRINTの経験の有無に関わらず、お気軽に参加頂ければ幸いです。学生さんなど、非会員の形でも、歓迎いたしますので、周囲の方にもお声がけください。新たに参加を希望される方は、Google Form に入力いただくか、川崎kawasaki@sys.t.u-tokyo.ac.jpまで、メールにてご連絡ください。

なお、7月25日,8月8日のSPRINTにおいて、「達成目標」として、COVIDー19の感染リスクを含め、被災が予想される地域の人が安全な場所への事前の移動を、十分な時間的余裕を持って安心して意思決定できることと決定し、その際に、被災が予想される地域外の宿泊施設や空き家、空室も含めて、事前避難先を提案・マッチングするシステムの構築をテーマとする,ということになりました。次回は事前避難先の提案・マッチングシステムの内容に関する議論を具体化したいと考えています。

●参加費用:無料
本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。参加を希望される方は、前日までに川崎幹事(kawasaki@sys.t.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。

第13回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会(2020年8月8日)

第13回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会
「COVIDー19下の災害対応 SPRINT-2nd day」

主査: 奥村誠(東北大学)
幹事: 川崎智也(東京工業大学)

●日時:2020年8月8日(土) 13時00分~18時00分
●方法:Zoomによるオンライン会議(URLは参加登録いただいた方に別途お送りいたします)
●参加登録:こちらのGoogle Formにてお願いいたします.(7月25日に参加された方はご登録不要です)
https://forms.gle/V4DbxwRGQSgH9BR9A

●内容
人道支援ロジスティクス研究部会では、COVIDー19感染症リスク下の人道支援ロジスティクスが抱える問題点と、緊急性が高い研究テーマを議論するため、この7月から8月にかけて研究部会を開催し、SPRINT 手法を活用して議論を進めております。このたび、7月25日(土)の第12回部会、8月28日(金)の第14回部会(15:30-17:00)に加え、8月8日(土)の午後に追加開催し、SPRINTの2日目の議論を行うこととなりました。

ご関心をお持ちの方は、7月25日の参加の有無にかかわらず、またSPRINTの経験の有無に関わらず、お気軽に参加頂ければ幸いです。学生さんなど、非会員の形でも、歓迎いたしますので、周囲の方にもお声がけください。新たに参加を希望される方は、以下のGoogle Form に入力いただくか、川崎<kawasaki@ide.titech.ac.jp>まで、メールにてご連絡ください。

なお、7月25日の1日目のSPRINTにおいて、「達成目標」として、COVIDー19の感染リスクを含め、被災が予想される地域の人が安全な場所への事前の移動を、十分な時間的余裕を持って安心して意思決定できることと決定し、その際に、被災が予想される地域外の宿泊施設や空き家、空室も含めて、事前避難先を提案・マッチングするシステムの構築をテーマとする,ということになりました。8月8日には、これを受けて、事前避難先の提案・マッチングシステムの内容に関する議論を具体化したいと考えています。


●参加費用:無料
本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。参加を希望される方は、前日までに川崎幹事(kawasaki@ide.titech.ac.jp)までご連絡ください。

第12回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会(2020年7月25日)

第12回 スケジューリング学会 人道支援ロジスティクス研究部会

「COVID-19リスクへの対応に関するZoomフォーラム(1)」

主査: 奥村誠(東北大学)
幹事: 川崎智也(東京工業大学)

●日時:2020年7月25日(土) 10時00分~15時20分(昼休みをはさみます)
●方法:Zoomによるオンライン会議(URLは参加登録いただいた方にお送りいたします)
●参加登録:こちらのGoogle Formにてお願いいたします.
https://forms.gle/h2U495pcQwmXggWo7

●内容「COVID-19リスクへの対応に関するZoomフォーラム(1)」
 広く学会員に参加を募り,専門家の話題提供(調整中)を契機に,SPRINT手法を取り入れつつ,
 COVID-19等の感染症リスクへの対応に関する今後の研究ニーズについての議論を行います.
 参加申し込み時に,「議論したいこと,関心」を記入していただき,必要に応じて複数のグループで議論を行います.

第一部(専門家による話題提供):10:00〜12:00
1000-1010 奥村誠(研究部会主査,東北大学)「開会あいさつ,趣旨,進めかた」
1010-1055 小山真紀(岐阜大学)「コロナ感染症を考慮した水害避難体制について」 発表30分,質疑15分程度
1055-1140 滝本哲也(南海エクスプレス)「新型コロナウイルスと国際航空貨物事情について」 発表30分,質疑15分程度

第二部(COVIDー19リスクへの対応に関するディスカッション):12:50〜15:20
専門家の話題提供を踏まえ,COVID-19等の感染症リスクへの対応に関する今後の研究ニーズについて,アイデアの創出と意見交換を行う.

●参加費用:無料
本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。参加を希望される方は、前日までに川崎幹事(kawasaki@ide.titech.ac.jp)までご連絡ください。

研究部会活動HP:
http://www.scheduling.jp/workshop/humanitarianlogistics/

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2020年5月14日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2020年5月14日)開催のお知らせ

2020年4月14日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

来る5月14日(木)に、2020年の「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」第2回会合を開催いたします。

今回は、PMにおける感情のマネジメントを社会心理学の視点から考えるため、東洋大学の北村英哉教授をお招きしました。
昨年から継続的に議論している、『感情』シリーズの第3弾です。

プロジェクトとは不安定なもので、良い方向であれまずい方向であれ、いったん転がりはじめると加速度がつきやすい傾向があります。
こうした不安定さには、プロマネ自身やチームのメンバーがもつ、無意識の『感情的バイアス』が、大きな役割を持っていると想像されます。
しかしプロジェクトにおける感情の問題は、これまであまり注意を向けられたことがなく、せいぜい組織のモチベーション・アップや報奨とからめて論じられる程度でした。

北村先生編著の『偏見や差別はなぜ起こる?』によると、偏見などのバイアスは、社会心理学的には「態度」の一種であり、そこには認知・感情・行動の3つの側面がある、のだそうです。
無意識のアンコンシャス・バイアスは、認知的には「ステレオタイプ」として現れ、感情的には「偏見」となり、結果としてコミュニケーションを阻害していきます。
そして行動面では、社会的差別にまでつながりうる訳ですが、最近のコロナウィルス禍で、わたし達はあらためて、差別がいかに起こりやすいかを実感しています。

プロジェクト・マネジメントの基本は、現実を客観的に見ることにあります。もちろん、だれしも無意識の思い込みから完全に自由にはなれませんが、そのメカニズムがどう働くかを知ることはできます。
社会心理学という耳慣れない研究分野の知見が、わたし達の仕事において役立つヒントを提供してくれると期待しております。大勢の方のご来聴をお待ちしております。

(なお、現在の緊急事態宣言と外出自粛要請が、どのような形で明けるかは、まだ不明です。場合によっては、リアル会合+Web会議、あるいはWebのみでの研究会実施とする可能性もありますので、ご了承ください)

<記>

■日時:2020年5月14日(木) 18:30~20:30

■場所:田町キャンパスイノベーションセンター

5F スペース:509AB

(JR田町駅の芝浦口から右方向の階段をおりて、50mほど先の右手の建物です)

http://www.cictokyo.jp/access.html

■講演タイトル:

「無意識の思い込みの弊害: 感情の社会心理学の観点から」

■概要:

組織内でも対外的にも役割に伴い、人はステレオタイプ的なイメージをもち、それが無意識のうちに働くことでコミュニケーションの阻害要因となることがあります。

こうした無意識の思い込みともいえる「アンコンシャス・バイアス」について近年の知見と、具体例、実践的な対処などをめぐって、感情研究の観点から議論したいと思います。

■講師:東洋大学教授  北村 英哉

■講師略歴:

東京大学大学院社会学研究科博士課程中退 博士(社会心理学)、

関西大学教授などを経て、現在、東洋大学社会学部社会心理学科教授。

専門は、社会心理学、感情心理学。

主要著作:『偏見や差別はなぜ起こる?』(ちとせプレス、共編著、2018年)、『心の中のブラインド・スポット』(北大路書房、共訳、2015年)、『進化と感情から解き明かす社会心理学』(有斐閣、共著、2012年)など。

■参加費用:無料。

ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(¥2,000)は免除されます。

参加を希望される方は、確認のため、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。