スケジューリング学会 共生を旨とする来るべき社会に精神的・物質的に貢献する創造的専門家集団
プライバシーポリシー サイトマップ HOME
学会について 学会活動 行事予定 ニュースレター お問い合わせ
お知らせ一覧お知らせ一覧
お知らせ一覧
HOME > お知らせ一覧
SCM時代の製造マネジメント研究部会のご案内
20091228
2010年9月10日(金)、11日(土)の両日、法政大学にてスケジューリング・シンポジウム2010が開催されます。
日時:1月22日(金) 18:00~20:00
場所:青山学院大学 総研ビル 9階16会議室

講師:細田順子(日立製作所)
題目:応答曲面法による部品在庫量の最適化

要旨:需要量が確定する前に生産を開始する見込み生産では,需要変動に備えて安全在庫を保持する。近年の製品種類の増加や部品の標準化により,廃棄リスクを低減するために部品として安全在庫を保持する企業が増加している。安全在庫を部品として保持すれば,余剰部品が発生した場合に他製品に流用することが可能となり,製品として安全在庫を保持するよりも少ない安全在庫量で製品の品切れを防止することができる。しかし,生産に使用される部品は数百~数千種類となり,製品の品切れを防止するようにそれらの在庫量を人手により適切に設定することは困難である。講演では,このような問題を解決するために開発した,応答曲面法による部品在庫量の最適化方式について述べる。まず,部品在庫量の組合せから各製品の品切れ率を予測する応答曲面の生成方法,および応答曲面の最適化方法について述べる。次に,数値実験例を示した上で本方式の特徴について考察する。

◆3月研究会(第31回:通算200回記念研究会) ご案内
≪研究会≫
日時:3月20日(土) 13:00~17:10
場所:青山学院大学 総研ビル11階19会議室
http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html

≪懇親会≫
日時:3月20日(土) 18:00~20:00
場所:青学会館
http://www.ivyhall.jp/access.html

プログラム:
12:30~13:00 受付
13:00~14:00 黒田充(青山学院大学名誉教授)・伊呂原隆(上智大学)「製造マネジメント20年の歩み」
14:00~15:00 西岡 靖之(法政大学)「生産スケジューラを中核とした10年後の製造業」
15:10~16:10 成松克己 ((株)東芝 セミコンダクター社) 「工場生産計画のこれまでと今後の課題」(仮題)
16:10~17:10 鳴海 風(作家・日本数学会出版賞受賞者)「和算の世界-小説になる江戸時代の数学-」
17:30~18:00 懇親会受付
18:00~20:00 懇親会 (青学会館)

※研究会・懇親会への参加を御希望の方は以下のフォームにて
研究部会幹事 小林稔 (scm200kai@gmail.com)までお申し込み下さい.

なお,申込の締め切りは2010年2月末日で,懇親会は有料とさせて頂きます.配布資料の準備の都合上,研究会のみご出席頂ける場合も事前の参加申込をお願いします.
--------------------------------------------
宛先:scm200kai@gmail.com
件名:SCM200参加申込

お名前:
ご所属:

研究会(13:00~17:00) に ご出席 ご欠席
懇親会(18:00~20:00) に ご出席 ご欠席
--------------------------------------------

◆12月研究会(第29回:通算198回) ご報告
日時:12月18日(金)18:00~
場所:青山学院大学 総研ピル 18会議室

講師:加藤篤史(青山学院大学経営学部)
題目:2009年ノーベル経済学賞受賞者ウイリアムソン教授の研究業績

参加:14名(大学7,企業7)

報告:取引費用経済学の枠組みの中で、従来は取引における取引費用の大きさに影響を与える要因が明らかにされていなかったのに対し、それらの要因を明らかにしたウィリアムソンの業績についての講演であった。これらの要因は、1.
資産の特殊性、2. 不確実性、3.
取引の頻度、であるが、要因の前提条件として、限定合理性と機会主義があることが示された。ウィリアムソンの業績は、垂直統合に関して応用されることが多く、生産費用とガバナンス費用の相対関係のグラフを用いて、膨大な数の実証研究の中から代表的な研究をいくつか紹介していた。質疑応答では、生産費用とガバナンス費用の考え方や、工学と経済学での、モデルの抽象度の違いなどについて意見交換が行われた(小林)。

--------------------------------------------------
主査:
黒田 充 (青山学院大学 名誉教授)
伊呂原 隆 (上智大学 理工学部 情報理工学科)

幹事:
成松 克己((株)東芝 セミコンダクター社)
竹田 賢 (青山学院大学 経営学部)
小林 稔 (エムエーシー)
--------------------------------------------------
日本経営工学会・日本OR学会・スケジューリング学会 合同研究部会

▲ お知らせ一覧へ戻る
Copyright (c) 2011 Scheduling Society of Japan. All Rights Reserved.