日時: 3月30日(土)13:00-17:00
場所: 「アクトシティ浜松」 研修交流センター・第52研修交流室
〒430-7790 静岡県浜松市中区中央3-9-1
http://www.actcity.jp/
JR浜松駅に隣接したコンプレックスのDゾーン、「楽器博物館」の上階です。
セッション内容:
下記の4講演を、各々45~60分程度の時間枠にて行います
(順序は変わる可能性があります)
(1) 「求む!上流工程技術者」
Salesforce.com 佐野初夫 様(関西IT勉強宴会)
現代のノンプログラミングツールを概観した上で、今のシステム技術者にはプログラム技術より上流工程技術が求められていることを示す。
(2)「『仕様書で動く生産管理システム』の開発事例報告」
ディービーコンセプト 渡辺幸三 様(関西IT勉強宴会)
個別事情に合わせて設計と実装を繰り返す「スクラッチ開発」は、
開発側の負担が重い上に投資リスクも大きく、複雑な生産管理システム向けには無謀と言うべきだろう。
他方、「パッケージ導入」も大量のアドオンやブラックボックス化のため、事業を変化・発展させることが難しい。
そこで私が提唱するのは、生産管理システムの「モデルシステムの無償ライブラリ」である。
基本設計と業務マニュアルと仕様書がセットになっており、そのまま動作する。
カスタマイズしやすい業種・業態別ライブラリを叩き台とすることで、
導入プロジェクトのリスクやコストは大幅に軽減される。
この方法の優位性、ならびにBOMプロセッサをはじめとする生産管理システムの基本動作について説明する。
(3) 「3D-CADデータの一気通貫とIT活用でものづくり力向上を!」
関ものづくり研究所(元・ローランドDG) 関伸一 様(招待講演)
3D-CADやCAEの進化とともに、フロントローディングと言う名のもとに設計・開発部門に仕事が集中してきているが、
それでいいのだろうか?むしろ設計・開発者の負荷を減らし、
新製品開発と言うクリエイティブかつ付加価値の高い仕事に集中し、競争力を向上すべきことを、
ローランド DG時代に手がけたデジタルセル生産を例に解説する。
(4) 「製造業のプロジェクトにおけるボトルネック ~BOM/部品表の問題~」
日揮(株) 佐藤知一(P&PA研究部会)
今日の製造業は情報システムなしでは回らない。
しかし日本の製造業は、新製品開発のスピード化、受注生産形態へのシフト、
国境を越えた分業等に対し、管理の仕組みが追い付いていない。
そこに共通するボトルネックはBOM/部品表の問題である。
本講演では受注生産のメーカーならびにエンジニアリング会社の事例を通じて、その解決の方向性を考える。
参加を希望される方は、人数確認のため、できれば前日までに 研究部会主査 にご連絡ください。
※懇親会に参加される方はアンケートに参加として下さい