数理最適化と機械学習(MOAI)研究部会(2025年8月4日)開催のお知らせ

数理最適化と機械学習(MOAI)第8回研究部会(2025年8月4日)開催のお知らせ

2025年7月4日
研究部会主査: 東京海洋大学 久保幹雄
幹事:   静岡大学  呉 偉

    • 日時:2025年 8月 4日(月)15:30~18:00  終了後 18:00から懇親会を予定しています!
    • 会場:法政大学市ヶ谷田町校舎3階 T313  教室施設ガイド
    • 住所:東京都新宿区市谷田町2-33  アクセス
    • 参加費:無料
    • 参加登録:https://forms.gle/fNcXW7EbtrWy5p4WA
    • 講演者:
      ・久保 幹雄(東京海洋大学
      タイトル : Agentic AI による新時代の IBP (Intelligent Business Planning)
      アブストラクト: 自律的な意思決定と実行能力を持つ「Agentic AI」の登場は、企業の統合業務計画(IBP)に新たな可能性を切り開きます。本講演では、従来のIBPが抱えていたデータサイロ、非効率な計画プロセス、迅速な意思決定の欠如といった課題に対し、Agentic AIがいかに革新的なソリューションを提供できるかを詳述します。我々の提案するシステムは、需要予測、在庫管理、ネットワーク設計、輸送最適化、生産計画、リスク分析、シフト最適化、調達管理など、さまざまなサプライチェーン機能に特化したAIエージェントの基盤の上に構築されます。これらのエージェントは、高精度の予測のためのAutoML、複雑な問題解決のための最適化アルゴリズム、実用的な洞察と透明性のための高度な視覚化などのツールによって強化されます。

      ・小林 和博(青山学院大学)
      タイトル : 最適化向けLLMベンチマークの潮流
      アブストラクト:大規模言語モデル(LLM)をオペレーションズ・リサーチ(OR)に適用する研究がここ数年増加している。その性能を客観的かつ定量的に評価するために,最適化向けLLMベンチマークが複数提案されている。この講演では,それらのベンチマークのうち主要なものを取り上げ,それらの設計思想,データセット,評価指標を述べる。