プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年7月6日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年7月6日)開催のお知らせ

                                                              2017年6月23日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」2017年の第3回会合を、下記の要領にて開催いたします。
 今回は、雪印メグミルクの松本卓夫様を講師にお迎えして、同社の企業再生のプロジェクトについてご講演いただきます。 ご承知の通り、旧・雪印乳業を中心とした雪印グループは、2002年に企業存亡の危機を迎えます。四面楚歌の中、会社に残られた方々は、生産と物流をカバーするサプライチェーンの改革に、収益回復と業績再生の希望をつなぎます。
 その渦中を奔走し、改革プロジェクトをリードされた当事者である松本様から、具体的なお話を頂戴します。ある意味で、我が国が必要とするプロジェクト・マネジメントの生きた姿を示すと言っても過言ではありません。サプライチェーンの改革と企業の復活はどのようなものか、興味深いご講演に、ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2017年7月6日(木)18:30~20:30

■場所:
慶應義塾大学三田キャンパス・北館会議室2(1階)(定員:28)
アクセス(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【1】になります

■講演タイトル:
「雪印メグミルクのSCM構築と統合工場(阿見工場・総合物流センター)建設の概要」

■概要:
雪印メグミルクでは雪印乳業時代の2003年から2009年にかけてSCMシステムの開発導入と業務改革を実施し、大きな収支改善を実現した。
 また、さらに高度なSCMの実現のため既存3工場を集約した乳製品統合工場と原料・製品保管と保税機能を有する総合物流センターを建設し、サプライチェーンの全面見直しによる収支基盤の強化を実現した。これらの取組みとプロジェクトの概要を述べる。

■講師:雪印メグミルク(株) 松本卓夫(まつもと たかお)様

■講師略歴:
1981年 早稲田大学 理工学部 工業経営学科卒業
       雪印乳業 入社
       福岡工場 本社 技術部 装置技術部 SCM推進部 物流部
2007年 本社 生産部 担当部長
       生産設備 企画導入施工・装置開発・SCMシステム開発 総括
2011年 会社合併により、雪印メグミルク 生産技術部 副部長
2012年 乳製品統合SCMシステム構築プロジェクト統括マネージャ
       阿見工場システム構築・阿見総合物流センター建設
2015年 生産技術部 装置開発グループ 副部長
       生産設備技術開発・FA開発導入・SCM開発 総括

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

以上

第3回 最適化とアルゴリズム研究部会(6/7)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)

幹事: 胡  艶楠(名古屋大学)

●概要:

第3回の研究部会を2017年6月7日(水)に開催いたしますので、以下の通りご案内させていただきます。

今回は㈱豊田中央研究所の郷古浩道さんと南山大学のZhaoさんに講演していただきます。
郷古さんは,㈱豊田中央研究所で自動車のグローバル最適生産拠点配置と、その周辺(研究の意義、データ内容など)の研究を行っています。
ZhaoさんはLink¨oping University of Sweden出身であり、現在南山大学の福嶋雅夫先生のところで研究員として組合せ最適化問題における列生成法などのメタ戦略を研究しています。
今回の研究部会では、お二方から事例を交えて研究を紹介していたきます。

参加登録は不要ですので、当日会場までお越し下さい。多くの方のご参加をお待ちいたしております。

●日時:2017年6月7日(火) 15時45分~18時00分

●場所:

名古屋大学 情報学研究科棟 第一講義室

https://www.i.nagoya-u.ac.jp/access/

●講演者および概要

講演者1: 郷古 浩道(㈱豊田中央研究所)
タイトル: グローバル自動車生産拠点研究とその周辺
要旨:
 グローバルに活動する自動車メーカーなどの製造業には, 事業環境(経済動向、法制度…)やその将来見通しの変動に対応して立地や生産計画, 輸送について考えることが求められる. 特に生産拠点は収益への影響も大きく,いったん稼働すると改廃することが難しいので, 長期的な見通しのもとで慎重に計画を立てなければならない. このような意思決定をアシストするためには, データを用いて定量的に立地等を評価するシステムが有用だろう.
 私たちは名古屋大学と南山大学の共同研究で, 自動車組み立て工場のグローバルな最適配置モデルを構築した. 具体的には, グローバル生産拠点の配置や生産量, 輸送量などによって定まるコストの総和の最小化を考えた. コストには, 人件費, 材料費, 輸送費, 関税, 生産ライン増設費, 生産ライン閉鎖費, 生産ライン変更費などの様々な要素を考え、それぞれについて実データ(あるいは推計値)を収集, 改良した.
 本講演では研究内容だけでなく, 背景や意義についてやや詳しく述べる. さらに, 研究に用いたデータの構築方法やその難しさについても説明する.

講演者2: Yixin ZHAO (南山大学)
タイトル: Power Efficient Uplink Scheduling in SC-FDMA: Benchmarking by Column Generation
要旨:
 We study resource allocation in cellular systems and consider the problem of finding a power efficient scheduling in an uplink single carrier frequency division multiple access system (SC-FDMA). Due to the discrete nature of this problem and its computational difficulty, particularly in a real-time setting, the use of suboptimal algorithms is common practice. We aim at an effective way of gauging the performance of suboptimal algorithms by finding tight bounds on the global optimum.
 Toward this end, we first provide a basic integer linear programming formulation. Then we propose a significantly stronger column-oriented formulation and a corresponding column generation method, as well as an enhanced column generation scheme. The latter extends the first scheme through the inclusion of a stabilization technique, an approximate column generation principle, and a tailored heuristic that is embedded in the column generation scheme and finds integer feasible solutions.
 The computational evaluation demonstrates that compared with a poor performance by the integer linear programming formulation, the column generation method can produce high-quality schedules that enable a sharp bounding interval. The enhanced column generation method significantly sharpens the bounding interval. Hence the column generation approach serves well for the purpose of benchmarking results for large-scale instances.

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会(費用 5千円程度)を開催します。
懇親会にご参加を希望される方は、6月4日(日曜)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

胡 艶楠: yannanhu@nagoya-u.jp

第4回 サービスサイエンス研究部会(6/30(金))開催のお知らせ

主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)

●概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、
大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。
活発な交流を目指しますので、できるだけカジュアルな雰囲気で気軽にご参加ください。

今回は、筑波大学の岡田先生を迎えて、
筑波大学でのデータ駆動型サービス工学についての取組みを、
事例を交えて紹介してくださるようです。是非、ご参加ください。

●日時:2017年6月30日(金) 17時00分~19時00分

●場所:
東京海洋大学 越中島キャンパス 2号館
5階 流通設計工学ゼミナール室(キャンパスマップ内⑬の建物です)

東京海洋大学 越中島キャンパスマップはこちら
GoogleMapはこちら

●講演者および概要
講演者: 岡田 幸彦様(筑波大学)
タイトル:筑波大学のデータ駆動型サービス工学

講演要旨:
筑波大学は、サービスサイエンスの教育研究を2006年から重点的に行ってきた。
当初は、岡田(2010)にまとめられた日本式のサービス開発方法論を
MBAコースの一環として進展させていたが、
産官学におけるデータ解析のスキル不足に大きな限界を抱えていた。

そこで筑波大学では2014年4月より、岡田(2010)を基礎理論として、
新たな理工系の学位である修士(サービス工学)を授与するサービス工学学位プログラムを開始した。
そして、データ駆動型サービス工学という新たな研究分野を創出すべく、
東京大学・産業技術総合研究所・統計数理研究所などとの連携強化を図ってきた。

さらに、2017年4月より、筑波大学人工知能科学センターが設置され、
その人工知能基盤研究部門の1分野としてサービス工学分野を位置付け、
今後さらにデータ駆動型サービス工学の理論・技術を研究していく計画である。

本講演では、筑波大学の取り組みを紹介するとともに、
その根幹となる日本式サービス開発論のエッセンスを事例を交えて紹介したい。

●岡田先生の研究のご紹介

筑波大学におけるサービス工学への取組みを紹介した資料→ダウンロード

 

筑波大学のサービス工学学位プログラムの紹介ページ
https://www.sk.tsukuba.ac.jp/PPS/se/

 

●参加費用:無料

●懇親会
研究部会の後、近隣のお店に場所を変えて、懇親会を開催する予定です。
是非、ご参加ください。

●参加申し込み
以下の申し込み管理サイトより、お申し込みください。
https://goo.gl/forms/9PodcG1AjKd6kwD13
上記サイトの利用が不可などの場合は、直接、幹事宛て(natsuko@kke.co.jp)に、
お名前
ご所属
懇親会の参加/不参加
スケジューリング学会所属:正会員/学生会員/賛助会員/非会員
を、ご連絡ください。

準備の関係上、6月27日(火)までにお申込みください。

ちなみに、本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

●連絡先
natsuko@kke.co.jp(幹事 矢野夏子)

第3回 サービス・サイエンス研究部会(5/22)開催のお知らせ

主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)
●概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、
大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。
できるだけカジュアルな雰囲気で気軽に参加いただき、活発な交流を目指しますので、
夕方の時間に飲み物と軽食とともに有意義な時間を過ごせるよう企画します。

●日時:2017年5月22日(月) 17時00分~19時00分

●場所:
株式会社構造計画研究所 本所新館1F
(地図はこちら)
東京メトロ 丸ノ内線 新中野駅 1番,2番出口(荻窪寄りの出口)より徒歩約1分
※新中野に2箇所のオフィスがありますが、本所新館へお越しください。

●講演者および概要
講演者: 武田 恭明様(株式会社ウェザーニューズ)
タイトル:How Wonderfulな発想から生まれるサービス

要旨:
株式会社ウェザーニューズ 様では、
陸海空の気象に関する観測データと、独自の解析・分析技術を用いて算出した予測情報に基づき、
お客様独自の対応策情報を作成する”リスクコミュニケーションサービス”を展開されております。
その分野は、陸上の気象に関連するサービスを挙げても、
鉄道、物流、エネルギー、流通等と多岐にわたります。

本講演では、サービス業に限らず、気象に基づく予測情報を業務に活用している
具体的なBtoB の事例やソリューションについて、ご紹介頂きます。
事例紹介の中から、予測技術を業務で活用する上での課題など、
参加者の皆様とディスカッションしたいと思います。

●参加費用:2,000円
お飲み物と軽食の実費のみ頂戴いたします。
当日、領収書もお渡しできますので、必要な方はお申し出ください。

●参加申し込み
準備の関係上、5月19日(金)までに下記サイトにてお申込みください。
申込先:https://goo.gl/forms/v3Z8HHIYvD6yBgZx2
上記にアクセス不可である等の場合は、
下記連絡先でも、申し込みを受け付けております。

ちなみに、本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

●連絡先
natsuko@kke.co.jp(幹事 矢野夏子)

第4回 スケジューリング学会人道支援ロジスティクス研究部会(2017年5月16日)

主査: 花岡伸也(東京工業大学)

幹事: 川崎智也(東京工業大学)

●日時:2017年5月16日(火) 16時00分~17時30分
●場所: 東京海洋大学 2号館5階 流通経営工学 セミナー室
※5階にて行ないます。前回と場所が異なるのでご注意願います。
●講演者およびタイトル
・Meilinda Maghfiroh,花岡伸也(東京工業大学)
タイトル:Enhancing Last Mile Distribution System during Disaster Response under Dynamic Environment

・中村麗音,橋本英樹,久保幹雄(東京海洋大学)
タイトル:災害時の避難計画における時空間ネットワークモデル

●参加費用:無料
本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。
参加を希望される方は、できましたら前日までに川崎(kawasaki@ide.titech.ac.jp)までご連絡ください。
また、懇親会(19時~)に参加希望の方は前日までにご連絡ください。
●連絡先
川崎智也(kawasaki@ide.titech.ac.jp)

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年3月28日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年3月28日)開催のお知らせ

                                                              2017年3月5日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」2017年の第2回会合を、下記の要領にて開催いたします。
今回は、JAXA・宇宙航空研究開発機構のチーフエンジニア室長である岩田隆敬氏をお招きして、JAXAのプロジェクトマネジメントについてご講演いただきます。 ご承知の通りJAXAは日本の宇宙開発の中心団体です。「はやぶさ」の例を見れば分かるとおり、宇宙開発は技術的難易度の点でも、また天体条件その他の環境制約の厳しさの点でも、チャレンジングな仕事の極致といえるでしょう。その難しさを克服するため、米国のNASAは1960年代以降、アポロ計画という「プログラム」、その下の個別ロケット・ミッションの「プロジェクト」という概念の元、さまざまな管理技術を開発しました。宇宙開発分野は、いわばモダンPMの育ての親なのです。 日本版のNASAともいえるJAXAもまた、我が国のプロジェクト・マネジメントの頂点の姿を示すと言っても過言ではありません。トップクラスのプロジェクト遂行はどのようなものか、興味深い話が聞けると思います。年度末のお忙しい時期とは思いますが、ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2017年3月28日(火)18:30~20:30

■場所:
慶應義塾大学三田キャンパス・研究室棟・B会議室(研究室棟1階)(定員:36)】
アクセス(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【10】になります

■講演タイトル:
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクトマネジメント」

■概要:
人工衛星やロケットのような宇宙システムは、大規模かつ複雑、高価で、新規開発要素が多い上に、極限環境を飛行することを特徴とする。世界の宇宙機関の事業の大部分は、こうした宇宙システムの開発を中心に据えたプロジェクトで構成されており、宇宙機関は、プロジェクトを確実に遂行するために、開発の段階的実施、フェーズ移行審査、文書によるベースラインの明確化等といった共通のマネジメントを取り入れている。本講演では、宇宙航空研究開発機構の例を取り上げて、プロジェクトマネジメント推進の背景や、体制・仕組み、開発プロセス、審査、進捗確認、計画変更、スコープ設定、人材要件・育成、知識蓄積・継承などについて、紹介する。

■講師:宇宙航空研究開発機構(JAXA) チーフエンジニア室長 岩田隆敬(いわたたかのり)様

■講師略歴:
・東京大学航空学科宇宙工学コース卒業、同大学院航空学専攻工学修士
・米国Stanford大学大学院航空宇宙学科M.S.(Master of Science)、
  Ph.D.(Doctor of Philosophy、主専攻:航空宇宙工学、副専攻:電気工学)
・宇宙開発事業団(現、宇宙航空研究開発機構(JAXA))入社
 ・陸域観測技術衛星(ALOS、「だいち」)プロジェクト
   高精度な姿勢軌道制御系、恒星センサ、GPS受信機や、大型の太陽電池パドル
   系、及び、地上の高精度指向決定システムの開発から運用までを主担当
 ・研究開発本部誘導・制御グループ長
   誘導・制御技術の研究開発とプロジェクト連携を指揮
   恒星センサ、GPS受信機や、GCOM-W1、ALOS-2、SPICAの姿勢軌道制御系
   開発を担当
 ・統合追跡ネットワーク技術部参与・計画マネージャ
   衛星の追跡管制の統括、予算要求、将来計画を担当
 ・現在、チーフエンジニア室室長
   プロジェクトの独立評価、PM/SEの体制・ルール/標準の維持・推進、研究開発
   マネジメントの推進を担当
・専門: 航空宇宙工学(特に、航法・誘導・制御・ダイナミクス)
・PMP

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

以上

第3回 スケジューリング学会人道支援ロジスティクス研究部会(2017年2月7日)

第3回 スケジューリング学会人道支援ロジスティクス研究部会(2017年2月7日)

主査: 花岡伸也(東京工業大学)

幹事: 川崎智也(東京工業大学)

  • 日時:2017年2月7日(火) 15時00分~17時00分(当研究部会開催後,サービス・サイエンス研究部会が引き続き開催されます.)
  • 場所: 東京海洋大学 越中島会館 2階セミナー室

GoogleMap↓

https://goo.gl/maps/HrfjrAmh7g12

東京海洋大学 越中島キャンパスマップ↓

https://www.kaiyodai.ac.jp/overview/announcement/map/echujima.html

※第2回までの開催場所とは異なりますので、ご注意下さい。

 

  • 講演者および概要

本間裕大(東京大学)

タイトル:「流れ」から考える頑健・持続可能な都市づくり

アブストラクト:都市には様々な「流れ」が存在する;人・もの・金・情報などが縦横無尽に行き来していることが,つぶさに観察できる.このような流れは都市社会の血流とも言うべきものであり,頑健・持続可能な都市を形成していくうえで,必要不可欠である.本講演では,「流れ」をキーワードに,都市の頑健性・持続可能性を評価するための数理モデルを,いくつか提案したい.

・坂田則義(国土交通省)

タイトル:災害に強い物流システムの構築

アブストラクト:東日本大震災では、支援物資の輸送拠点として想定していた公共施設が、被災等で使用できず、民間施設を活用したものの、絶対的に施設数が不足したことや、物資拠点において物流業務のノウハウが欠如したこと等により支援物資物流が停滞するなどの課題が明らかとなりました。このような教訓を踏まえた円滑かつ迅速な支援物資物流の確保等の実現や、荷主と物流事業者が連携した事業継続への取組の支援等、災害に強い物流システムの構築に関して説明します。

  • 参加費用:無料

ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

参加を希望される方は、できましたら前日までに川崎幹事(kawasaki@ide.titech.ac.jp)までご連絡ください。

また、懇親会(18時~)に参加希望の方は1月20日までにご連絡ください。

  • 連絡先

川崎智也(kawasaki@ide.titech.ac.jp)

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年1月17日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年1月17日)開催のお知らせ

                                                              2017年1月6日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」2017年の第1回会合を、下記の要領にて開催いたします。
今回は、システム開発プロジェクトのトラブルという、世の中に広く見られる問題への取組みがテーマです。
昨年、一般社団法人アドバンストビジネス協会が「システムトラブル相談センター」を開設して、話題を呼びました(http://www.abc-a.jp/stcc.html)。
発注者とITベンダーの間でこじれてしまったITプロジェクトには、どのようなパターンがあるのか。それを解決するための助言とは、どんなことか。
このセンターのキーパーソンの一人である本間峰一氏は、ERPおよび生産情報システムにも詳しい経営コンサルタントで中小企業診断士です。
第三者の目から見た、日本のITプロジェクトの問題とはどのようなものか、興味深い話が聞けると思います。ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2017年1月17日(火)18:30~20:30

■場所:
慶應義塾大学三田キャンパス・北館・会議室2(1階)(定員:28)】
アクセス(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【1】になります

■講演タイトル:
「システムトラブル相談センターの概要と開設の背景」

■概要:
ERPパッケージの導入プロジェクトを中心にシステム導入トラブルに巻き込まれる企業が増えています。
その原因と対策に関して一般社団法人アドバンストビジネス協会が開設したシステムトラブル相談センターの狙いなどを中心に、実際の事例をベースにお話しします。

■講師: 本間峰一(ほんま みねかず)

■講師略歴:
前職:みずほ総合研究所 コンサルティング部
現職:(株)ほんま コンサルティング部

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

以上

第2回 最適化とアルゴリズム研究部会(1/17)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)

幹事: 胡  艶楠(名古屋大学)

●概要:

第2回の研究部会を2017年1月17日(火)に開催いたしますので、以下の通りご案内させていただきます。

講演者の宇野 毅明先生は,国立情報学研究所の教授で、JST CREST 「データ粒子化による高速高精度な次世代マイニング技術の創出」プロジェクトを率いておられます。
http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/project/45/14531617.html

参加登録は不要ですので、当日会場までお越し下さい。多くの方のご参加をお待ちいたしております。

●日時:2017年1月17日(火) 16時30分~18時00分

●場所:

中央大学 後楽園キャンパス 3号館5階3500号室

http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

http://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/kourakuen/

●講演者および概要

講演者: 宇野 毅明(国立情報学研究所)

タイトル: データ研磨によるクラスタリングの高精度化

要旨:

データマイニングの中でも、クラスタリングは最も中心的な問題である。クラスタリングには、正解ラベルが与えられるものとそうでないもの、少数のクラスタを見つけるものと大量の小さなクラスタを網羅的に見つけるものがある。本講演では、ラベルのないデータに対して、局所的な集まりが作る小さなクラスタを網羅的に見つけるタイプのクラスタリングを考える。ビッグデータが含む大量の項目をまとめ、粒度と抽象度を上げることにより、意味がとりやすく、頻度分布やサイズが適切なデータを構築できる、このクラスタリングに対する既存手法は、クラスタを大量に含む非常に大きなクラスタを作ってしまう、クラスタを微細なクラスタに分解してしまう、実際よりも桁違いに大量のクラスタを生成してしまう、など、実用性とはほど遠い利便性しか持たないものばかりである。我々は、データ研磨という、データが内包する構造を明確化することによりクラスタ発見の精度を上げる手法を開発した。本講演では、そのモデル、アルゴリズムと実験結果を紹介する。

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会(費用 5千円程度)を開催します。
懇親会にご参加を希望される方は、1月14日(土曜)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

研究会主査 今堀慎治: imahori@ise.chuo-u.ac.jp

第2回 サービス・サイエンス研究部会(2/7)開催のお知らせ

主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)
●概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、
大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。
できるだけカジュアルな雰囲気で気軽に参加いただき、活発な交流を目指します。
●日時:2017年2月7日(火) 17時00分~19時00分
●場所:
東京海洋大学 越中島会館 2階セミナー室
GoogleMapはこちら
東京海洋大学 越中島キャンパスマップはこちら

●講演者および概要
講演者: 岩田 泰士 氏(新日鉄住金ソリューションズ )
タイトル: データサイエンティストの思考法
要旨:
新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)と金融エンジニアリング・グループ(FEG)の混成チームは、
データ分析の世界大会である「KDD Cup 2015」(主催:ACM学会の分科会SIGKDD)で、
第2位に入賞しました。
本講演では同チームのメンバーが、大会において何に注目し、
何をどう考えていったのか、データサイエンティストの思考法について、
大会での実際の作業内容を交えながら紹介します。
また、今後のデータ分析ビジネスの新たな潮流と、これからの時代に求められる人材や技術についてお話しいたします。
●参加費用:無料

●懇親会

研究部会の後、近隣のお店に場所をうつして、懇親会を開催する予定です。
是非、ご参加ください。
●参加申し込み
準備の関係上、2月3日(金)までに下記サイトにてお申込みください。
●連絡先
natsuko@kke.co.jp(幹事 矢野夏子)