第6回 サービスサイエンス研究部会(3/2(金))開催のお知らせ

●研究部会概要
本研究部会はサービス提供現場のパフォーマンス向上をテーマに、
大学、企業でご活躍の皆さんに情報交換とディスカッションの場を提供します。
活発な交流を目指しますので、できるだけカジュアルな雰囲気で気軽にご参加ください。
主査: 森庸輔(ウィンワークス株式会社)
幹事: 矢野夏子(株式会社構造計画研究所)

●日時:2018年3月2日(金) 17時00分~19時00分

●場所:
株式会社構造計画研究所 本所新館1F
(地図はこちら)
東京メトロ 丸ノ内線 新中野駅 1番,2番出口(荻窪寄りの出口)より徒歩約1分
※新中野に2箇所のオフィスがありますが、本所新館へお越しください。

●講演者および概要
講演者: 平松雄司様(アクサ損害保険株式会社)
タイトル:
保険会社における MIP を用いたコールセンタースケジュールの最適化
(Gurobi API を活用した開発例)

講演要旨:
近年、AIの活用が話題になっていますが、
機械学習や深層学習を利用した予測手法を活かすためには、
ビジネスの現場に予測値をどのように適用するかが重要です。
アクサ損害保険会社では、コールセンターにおける需要予測を機械学習で予測し、
予測に基づいたコールセンタースタッフのスケジューリング最適化をGurobiを用いて行っています。
本講演では、これらの取り組みについてご紹介致します。

●平松様プロフィール
2002年東京大学理学部物理学科卒業。
2004年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。
同年、ソニー株式会社入社。
その後、金融領域へと軸足を移し、Simplex にてクオンツアナリストとして
デリバティブ商品のプライシングロジック開発に関わった後、
2015年損保ジャパン日本興亜グループへ入社。
現在、アクサ損害保険株式会社(テクニカル本部 データイノベーション部)にて、
アクチュアリー及びデータサイエンティストとして、
保険分野におけるデータ解析や数理モデリングに関する業務に従事。
日本アクチュアリー会準会員。
趣味は、データサイエンスコンペティションkaggle におけるデータ分析。

●会費
2,000円
お飲み物と軽食の実費のみ頂戴いたします。
当日、領収書もお渡しできますので、必要な方はお申し出ください。

●参加申し込み
以下の申し込み管理サイトより、お申し込みください。
https://goo.gl/fwAQdt

上記サイトの利用が不可などの場合は、直接、幹事宛て(natsuko@kke.co.jp)に、
お名前
ご所属
懇親会の参加/不参加
スケジューリング学会所属:正会員/学生会員/賛助会員/非会員
を、ご連絡ください。

準備の関係上、2月27日(火)までにお申込みください。

ちなみに、本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

●連絡先
natsuko@kke.co.jp(幹事 矢野夏子)

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2018年1月25日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2018年1月25日)開催のお知らせ

                                                              2017年12月13日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」の2018年第1回会合を開催いたします。

新年第1回は、久しぶりに製品開発、とくに研究開発におけるプロジェクト・マネジメントについて、キユーピー(株)の元常務取締役・研究所長であった和田義明様に、ご講演いただきます。
ご承知の通り、企業におけるイノベーションの創出活動、とくに研究という仕事は、まだ誰も知らないものを生み出すことにあります。
他方、マネジメントとは計画を立て、明確な目標イメージを持って統率していく行為です。誰も知らない目標に向かって、一体どのように組織をマネージすべきなのか?
ここに研究開発マネジメントの本質的な難しさがあります。
今回は、実際の研究開発の実務を長年リードしてこられ、さらに研究開発の方法について博士号を取られた和田様から、R&Dのマネジメントについて実戦的なお話を伺う予定です。ぜひご来聴ください。

<記>

■日時:2018年1月25日(木) 18:30~20:30

■場所:三田キャンパス 研究室棟B会議室(1F)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【10】(いつもの北館とは別の場所ですので、ご注意ください )

■講演タイトル: 「企業における研究開発の活性化策(プラットフォームとブーストゲート法)」

■概要:  研究開発を活性化してイノベーションにつなげることを目的に、キユーピー㈱研究所にて取り組んだ手法を紹介する。
具体的には、組織力を高めるプラットフォーム・マネジメントと、研究を事業につなげるブーストゲート法である。その方法、効果、事例について紹介する。

■講師:キユーピー㈱ アドバイザー 和田 義明

■講師略歴:
【学歴】
1978年 東京農工大学農学部農芸化学科卒業
2012年 東京農工大学専門職大学院技術経営研究科修了
2014年 東京農工大学大学院工学府応用化学専攻博士後期課程修了
博士(学術)

【職歴】
1978年 キユーピー㈱入社(以後工場、研究所、マーケティング部門勤務)
2000年 同社研究所部長
2006年 同社執行役員品質保証本部長
2009年 同社取締役研究所長
2012年 同社常務取締役(ファインケミカル事業、研究開発本部、品質保証本部、商品開発本部、知的財産室管掌)
2017年 同社取締役退任
【現在役職】
キユーピー㈱アドバイザー
上海海洋大学客員教授
中央大学、関西大学、千葉工業大学非常勤講師
東洋食品工業短期大学非常勤講師兼テクニカルアドバイザー
国際プロジェクト・プログラム・マネジメント学会評議員
タマゴ科学研究会理事、日本能率協会食品安全部判定委員

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

第5回 最適化とアルゴリズム研究部会(12/7)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)

幹事: 胡  艶楠(名古屋大学)

●概要:

第5回の研究部会を2017年12月7日(木)に、名古屋大学にて開催いたしますので、以下の通りご案内させていただきます。

今回は名古屋大学の小野廣隆先生に講演していただきます。
小野先生は理論計算機科学,オペレーションズ・リサーチの周辺で,組合せ最適化をキーとした研究をしています.2017年4月1日付で,名古屋大学大学院情報学研究科・数理情報学専攻に,新しく小野廣隆研究室が立ち上がりました.
http://www.tcs.mi.i.nagoya-u.ac.jp

参加登録は不要ですので、当日会場までお越し下さい。多くの方のご参加をお待ちいたしております。

●日時:2017年12月7日(木) 16時30分~18時00分

●場所:

名古屋大学 情報学研究科棟 第一講義室(一階)
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/

●講演者および概要

講演者: 小野廣隆(名古屋大学)

以下の2つのテーマについてご講演をいただきます.

タイトル1: 資金循環問題
要旨:
経済活動において,中央銀行には各銀行に資金を貸し付けることにより円滑な経済活動をサポートする役割がある.このため中央銀行は資金を準備しておく必要があるが,最低限どの程度の額を準備しておく必要があるか,あるいはどれだけ準備しておけば十分であるかはどの銀行がどの銀行に対してどれだけ負債を抱えているか,あるいは負債の返済をどのタイミングで行うかに強く依存する.本研究ではそれぞれを有向グラフにおける最適化問題Min-SFC,Max-SFCとしてモデル化し,その計算量を論じる.これらはいずれもNP困難であるが,特にMin-SFCは頂点数2の多重グラフ上,あるいは木幅2の単純グラフ上でも強NP困難であること,直径4の双方向木であってもNP困難であるが,双方向のスターでは多項式時間で解けることを示した.本研究は早川仁氏,石井利昌氏(北海道大学),宇野裕之氏(大阪府立大学)との共同研究である.

タイトル2: 有向グラフ上の被覆・支配問題
要旨:
無向グラフにおける頂点被覆問題と辺支配集合問題は,古典的なグラフ最適化問題であるが,有向グラフにおいては,向きと支配(被覆)の関連が必ずしも明瞭でないためか無向グラフと比べると対応する問題の研究は進んでいない.
本研究では,経済ネットワーク分析への応用を考えると「支配」の自然な解釈が存在することに着目し,有向グラフにおける距離-有向頂点被覆問題(r-VC)と距離-有向辺支配集合問題((p,q)-EDS)を定義した.例えば,経済ネットワークにおける特定の産業,取引が与える周りへの波及効果が有向グラフにおける「支配」に対応するため,波及効果を考慮した重要産業・取引の抽出はr-VC,(p,q)-EDSを解くことにより得られる.
まず,これらの問題が一般には計算困難(NP-困難,パラメータ化困難,近似困難)であることを示した.一方,木グラフにおいて,r-VCと(p,q)-EDSに対する多項式時間アルゴリズムが存在することを示した.さらに,p,q<=1のとき,(p,q)-EDSに対して,解サイズに関する-時間固定パラメータアルゴリズムが存在することを示した.
本研究は土中哲秀氏(九州大学),Naomi Nishimura氏(ウォータールー大学)との共同研究である.

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会を企画しております。
懇親会に参加を希望される方は、12月5日(火曜日)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

胡(yannanhu@nagoya-u.jp

第6回 人道支援ロジスティクス研究部会

第6回 スケジューリング学会人道支援ロジスティクス研究部会

主査: 花岡伸也(東京工業大学)
幹事: 川崎智也(東京工業大学)

●日時:2017年12月8日(金)16時00分~18時00分

●場所: 東京海洋大学 2号館5階 流通経営工学 セミナー室

●講演者および概要
(1) 吉田典子,久保幹雄(東京海洋大学)
タイトル:次世代の災害管理システム構築のためのSPRINT概要

(2)橋本英樹(東京海洋大学)
タイトル:様々なタイプの配送計画問題に拡張可能な効率的探索法

(3) Rajali Maharajan,花岡伸也(東京工業大学)
タイトル:Modelling the location of temporary logistics hubs for emergency supply chain network design during disaster response

●参加費用:無料
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。参加を希望される方は、できましたら前日までに川崎幹事(kawasaki@ide.titech.ac.jp)までご連絡ください。また、懇親会に参加希望の方は前日までにご連絡ください。会費は2,000円を予定しております。
研究部会活動HP:

人道支援ロジスティクス研究部会

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会(2017年10月12日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年10月12日)開催のお知らせ

                                                              2017年9月28日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」2017年の第4回会合を、下記の要領にて開催いたします。
今回は、製造業におけるプロジェクトの一つである、受注設計生産のスケジューリングについて、この分野の専門家である(株)シムトップスの伊藤昭仁様にご講演いただきます。

日本の製造業の生産形態は、高度成長時代の大量見込生産から、次第に受注生産中心へと移っています。中でも、顧客の個別仕様に合わせて、受注してから設計し生産する受注設計生産(一品受注生産ともいう)は、もっとも生産管理の難しい形態ということができます。それは設計・調達というホワイトカラー業務と、製造現場の両方をシームレスにコントロールする必要があるからです。また、生産スケジューリングの基礎データとなるBOM(部品表)が、受注時点ではまだ固まっていない、という難しさもあります。

この受注設計生産の分野において、早くからスケジューラをはじめとするソリューションを開発してきた伊藤氏から、現実に即したお話を伺います。また久しぶりにIT業界の方のご講演でもあります。

 いささか直前のご案内になりましたが、ぜひご参加ください。

 <記>

■日時:2017年10月12日(木)18:30~20:30

■場所:
慶應義塾大学三田キャンパス・北館会議室2(1階)(定員:28)
アクセス(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【1】になります

■講演タイトル:
「受注設計生産のプロジェクトスケジューリングの課題と改善期待効果」

■概要:
 量産を前提にしない受注設計生産では、事前に基本マスターの整備ができず、プロセスフロー(BOP)の定義が困難な場合が多い。その結果、ストラクチャー型のBOM (部品表)を前提にした生産管理システムや生産スケジューラの適用を難しくしている。これらの現状の課題と、受注設計生産へのプロジェクトスケジューリングを適用するための取組みと日々の工程管理における改善期待効果を述べる。

■講師:株式会社 シムトップ 伊藤 昭仁(いとう あきひと)様

■講師略歴:
1991年 株式会社シムトップス 設立と共に入社 20年以上にわたり、受注設計生産の製造業向けの生産スケジューラ/工程管理システムの導入前の提案からシステム導入後の立ち上げサポートまで、広範囲の業務に従事。 国内主要自動車メーカの金型部門、工機部門、試作部門、半導体製造装置から発電設備などのプラント設備まで、幅広い受注設計生産タイプの生産工場へ100社以上のシステム導入経験を持つ。

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

以上

プロジェクト・マネジメント教育 第2回ワークショップ(9/18)参加者募集のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 会員各位:

昨年より研究部会でご報告しておりますとおり、PM教育分科会のメンバーを中心として、

 「プロジェクト・マネジメントの教育に対する新しいアプローチ

のための初級向けワークショップ・プログラムを開発しています。

6月には、コア部分を「アルファ・テスト」として部会内で公開し、8名の参加者の方にご協力いただきました。
半日足らずの研修プログラムでしたが、おかげさまで、「良く理解できた」「面白かった。社内で使いたい」、と非常に好評でした。同時に、改善すべき点もいくつかご指摘いただきました。

その結果を受け、内容をさらにバージョンアップし、918日に1日間の「ベータ・テスト」を開催することになりました。

 今回は、研究部会の内外から、テストにご協力いただける方を下記の通り募集いたします。

  日時:918日(祝)10時~1730
  場所:キャンパス・イノベーション・センター東京(JR山手線田町駅芝浦口(東口)徒歩1
    http://www.cictokyo.jp/access.html
  参加費:3,000円(資料代及びお弁当代実費)

本プログラムは、具体的には中規模なITシステム開発プロジェクトを題材にとり、カードゲームを用いて
 ・アクティビティネットワークの作成によるプロジェクト全体像の理解
 ・スケジューリングと納期の予測
 ・問題点・リスクの発見
 ・ステークホルダへの説明
 ・リソースのアサインと適性

などを体感して理解する、1日間のグループ単位ワーク+ふりかえりセッションになります。

初級者向けという位置づけですので、本プログラムを通して、「プロジェクトを、アクティビティからなるシステムとして理解する」・「QCDの鉄の三角形について意識する」・「ステークホルダとチームについてケアする」などの点について、気づきを得ていただくことを目的としています。

テスト参加者の皆様には、実際にワークショップを体験いただき、率直なご意見をいただきたいと考えています。前回からの再参加も歓迎しますが、新しくチャレンジしてみようという方に、ぜひ来ていただきたいと思っています。
IT
系プロジェクトを題材にとっていますが、分野・業種にこだわらぬ、応用力のある「学び」ができるよう工夫しております。なお、昼のお弁当も、ご用意いたします。

連休の時期ではありますが、興味があり参加しみたいと思われる方は、ぜひ三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 PM教育分科会
佐藤知一@日揮(株)

 

第5回 サービスサイエンス研究部会 2017年8月21-23日

次世代のシフトスケジューリングシステム構築のためのSPRINT

日時:

2017年8月21日(月)午前10時から23日(水)午後5時まで

場所小樽商科大学 3号館 213AL教室

http://www.otaru-uc.ac.jp/access.html

Phase 1: 理解 (月曜)   導入(10:00-10:05)

Phase 1: 理解 (月曜)   目標の決定(10:05-10:30)

Phase 1: 理解 (月曜)   失敗の原因(質問形式で)(10:30-11:30)

Phase 1: 理解 (月曜)   マップ作り(11:30-13:00)

Phase 1: 理解 (月曜)   ランチ

Phase 1: 理解 (月曜)   エキスパートに聞く(付箋にメモ)(14:00-16:00)

Phase 1: 理解 (月曜)   メモの整理(16:00-16:30)

Phase 1: 理解 (月曜)   メモへの投票(16:30-16:45)

Phase 1: 理解 (月曜)   ターゲット決定(16:45-17:00)

Phase 2: 発散 (火曜)   ライトニング・デモ(10:00-12:00)

Phase 2: 発散 (火曜)   チーム分け(オプション)

Phase 2: 発散 (火曜)   スケッチ(12:00-13:00)

Phase 2: 発散 (火曜)   ランチ

Phase 2: 発散 (火曜)   スケッチ(14:00-17:00)

Phase 3: 収束(水曜)     投票(10:00-11:00)

Phase 3: 収束(水曜)     スケッチ批評(11:00-13:00)

Phase 3: 収束(水曜)     ランチ

Phase 3: 収束(水曜)     決定(14:00-15:00)

Phase 3: 収束(水曜)     ストーリーボード作成(15:00-17:00)

第5回 人道支援ロジスティクス研究部会

次世代の災害管理システム構築のためのSPRINT
日時:
2017年8月7日(月) 9:30~17:30,8月8日(火) 10:00~12:00
場所:かんぽの宿熱海本館
https://www.kanponoyado.japanpost.jp/atami/access/index.html

Phase 1: 理解 Mon 10:00-              導入

Phase 1: 理解     目標の決定

Phase 1: 理解     失敗の原因を質問形式で

Phase 1: 理解     マップ作り

Phase 1: 理解 Mon14:00- エキスパートに聞く(付箋にメモ)

講演1:伊呂原隆(上智大学)タイの洪水を事例とした人道支援ロジスティクスに関する研究

講演2:外松優章・久保幹雄(東京海洋大学)避難所巡回問題に対する事前巡回路方策

中村麗音・久保幹雄(東京海洋大学)輸送手段を用いた避難問題に対する3レベルアプローチ

Phase 1: 理解     メモの整理

Phase 1: 理解     メモへの投票

Phase 1: 理解     ターゲット決定

Phase 2: 発散     ライトニング・デモ

Phase 2: 発散     チーム分け(オプション)

Phase 2: 発散 Mon 16:00-              スケッチ

Phase 3: 収束  Tsu. 10:00-            投票

Phase 3: 収束     スケッチ批評

Phase 3: 収束     決定

Phase 3: 収束     ストーリーボード作成

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年8月8日)開催のお知らせ

プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会 (2017年8月8日)開催のお知らせ

                                                              2017年7月14日
研究部会主査: 日揮(株) 佐藤知一

各位:

7月6日開催でご案内しておりました研究部会は講師都合により8月8日に変更になりました。

「プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会」2017年の第3回会合を、下記の要領にて開催いたします。
今回は、雪印メグミルクの松本卓夫様を講師にお迎えして、同社の企業再生のプロジェクトについてご講演いただきます。 ご承知の通り、旧・雪印乳業を中心とした雪印グループは、2002年に企業存亡の危機を迎えます。四面楚歌の中、会社に残られた方々は、生産と物流をカバーするサプライチェーンの改革に、収益回復と業績再生の希望をつなぎます。
その渦中を奔走し、改革プロジェクトをリードされた当事者である松本様から、具体的なお話を頂戴します。ある意味で、我が国が必要とするプロジェクト・マネジメントの生きた姿を示すと言っても過言ではありません。サプライチェーンの改革と企業の復活はどのようなものか、興味深いご講演に、ぜひご期待ください。

<記>

■日時:2017年8月8日(火)18:30~20:30

■場所:
慶應義塾大学三田キャンパス・北館会議室2(1階)(定員:28)
アクセス(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
※キャンパスマップの【1】になります

■講演タイトル:
「雪印メグミルクのSCM構築と統合工場(阿見工場・総合物流センター)建設の概要」

■概要:
雪印メグミルクでは雪印乳業時代の2003年から2009年にかけてSCMシステムの開発導入と業務改革を実施し、大きな収支改善を実現した。
また、さらに高度なSCMの実現のため既存3工場を集約した乳製品統合工場と原料・製品保管と保税機能を有する総合物流センターを建設し、サプライチェーンの全面見直しによる収支基盤の強化を実現した。これらの取組みとプロジェクトの概要を述べる。

■講師:雪印メグミルク(株) 松本卓夫(まつもと たかお)様

■講師略歴:
1981年 早稲田大学 理工学部 工業経営学科卒業
雪印乳業 入社
福岡工場 本社 技術部 装置技術部 SCM推進部 物流部
2007年 本社 生産部 担当部長
生産設備 企画導入施工・装置開発・SCMシステム開発 総括
2011年 会社合併により、雪印メグミルク 生産技術部 副部長
2012年 乳製品統合SCMシステム構築プロジェクト統括マネージャ
阿見工場システム構築・阿見総合物流センター建設
2015年 生産技術部 装置開発グループ 副部長
生産設備技術開発・FA開発導入・SCM開発 総括

■参加費用:無料。
ちなみに本研究部会員がスケジューリング学会に新たに参加される場合、学会の入会金(\2,000)は免除されます。

会場の人数に上限があるため、参加を希望される方は、できましたら前日までに三好副幹事(miyoshi_j@kensetsu-eng.co.jp)までご連絡ください。

以上

第4回 最適化とアルゴリズム研究部会(7/26)開催のお知らせ

主査: 今堀 慎治(中央大学)

幹事: 胡  艶楠(名古屋大学)

●概要:

第4回の研究部会を2017年7月26日(水)に、東京海洋大学にて開催いたしますので、以下の通りご案内させていただきます。

今回はNational Cheng Kung University(国立成功大学、台湾)のI-Lin Wang先生と中央大学の今堀慎治先生に講演していただきます。
Wang先生はネットワーク最適化、ロジスティクス、サプライチェーンと、その周辺(問題の実用化、データの収集など)の研究を行っています。
今堀先生は組合せ最適化問題(図形配置問題や、スケジューリング問題、割当問題など)に対する実用的な高性能アルゴリズムを研究しています。
今回の研究部会では、お二方から研究を紹介していたきます。

参加登録は不要ですので、当日会場までお越し下さい。多くの方のご参加をお待ちいたしております。

●日時:2017年7月26日(火) 15時30分~18時00分

●場所:

東京海洋大学 越中島キャンパス 2号館6階会議室
http://www.e.kaiyodai.ac.jp/contact.html

●講演者および概要

講演者1: Prof. I-Lin Wang(National Cheng Kung University)
タイトル: On scheduling restoration tasks for road or pipeline networks in post-disaster management
要旨:
Disasters may destroy networks of roads and underground pipelines. We investigate two types of network restoration scheduling problems. The first type focus on road (i.e., arc) restoration to rescue refugees on shelters (i.e., nodes), whereas the second type restores pipelines (i.e., arcs) such that the flows of gas, water, or electricity power become accessible for populations living along pipelines. By treating the restoration teams and equipments as limited resources, these two problems are specialized resource constrained project scheduling problems over networks. In particular, the optimal decision involves when and who to restore which damaged arcs so that the demands over nodes or along arcs can be satisfied with the minimum makespan or total waiting time. We will demonstrate how we design the Mixed Integer Programs and efficient algorithms for solving these NP-hard problems.

講演者2: 今堀 慎治(中央大学)
タイトル: エッシャー風タイリングを創るアルゴリズム
要旨:
オランダの芸術家エッシャーは,動物をモチーフとしたタイリング作品を数多く残した.本発表では,エッシャーの作品のような芸術的なタイリングを生成する問題を,最適化問題として定式化し,その問題を解くアルゴリズムについて説明する.さらに,タイリングの質を向上するための様々な工夫について述べ,それらの手法によって創られたタイリング作品を紹介する.

●懇親会

研究会終了後、会場付近で懇親会を企画しております。
懇親会に参加を希望される方は、7月21日(金曜日)までに、以下のメールアドレスまでご連絡くださいますようお願い申し上げます。

今堀(imahori@ise.chuo-u.ac.jp