お知らせ
実行委員長より
日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本経営工学会,人工知能学会の共催により開催された「生産スケジューリング・シンポジウム」の第1回開催から数えて,今回は第28回目, スケジューリング学会主催となって第22回目の「スケジューリング・シンポジウム」は大阪開催となります.今年発生した新型コロナウイルスの感染拡大によりさまざまなシンポジウムが中止に追い込まれている状況ではございますが, 年1回のスケジューリング学会最大のイベントをオンライン会議等のあらゆる手段を尽くして開催することで復興支援も兼ねたシンポジウムにしたいと考えております. スケジューリング分野の研究者・実務家が多く集う有意義なシンポジウムとなりますよう,準備を進めて参りますので,皆様の奮ってのご参加をお待ちしております.
スケジューリング・シンポジウム2020 実行委員長
西 竜志(岡山大学)
開催期日
2020年9月17日(木)
2020年9月18日(金)
会場
基調講演(9月17日)
【講演者】 門脇 正史 氏
(デンソー株式会社 AI研究部 AIビッグデータ研究室 量子コンピューティング研究課)
【題目】 製造業における量子コンピューティングの応用研究からの学びと今後の展望
【概要】
近年,小規模な量子コンピュータが実際に動作し,クラウド利用ができるようになった.未だ量子力学の実験装置的な側面も残しているが,将来のアルゴリズムの開発に利用されている.その一つがカナダのD-Wave社が開発したマシンである.門脇・西森が1998年に提唱した量子アニーリングを動作原理とした量子デバイスであり,最適化アルゴリズムに特化した量子コンピュータと考えることができる. この最適化ソルバーは,探索したい全ての組み合わせを,量子的な重ね合わせ状態として扱うことができる.その重ね合わせ状態から最適解のみを効率的に取り出すことに未だ課題が残るが,従来のコンピュータよりも高速に実行できることを期待して研究開発が進められている. 弊社では,5年前から量子コンピューティングの製造業における活用を目的に,ソフトウェア領域における研究開発を行ってきた.残念ながら、現段階では弊社だけでなく世界のどこにも実用的な量子アプリケーションは存在しない.講演では,これまでの取り組みとそこからの学び,そして将来の実用アプリケーションに向けてた展望についてご紹介する.
特別講演(9月18日)
【講演者】松下 健 氏
(株式会社オプティマインド/代表取締役社長)
【題目】 ラストワンマイル配送に対する実用的な配送計画システムの構築
【概要】
近年,ラストワンマイルと呼ばれる最終拠点からエンドユーザーまでの物流区間の配送サービスが注目されてい る.本講演では,数理最適化の研究成果をラストワンマイルへ適用した経験について紹介する.ラストワンマイル特 有の課題とそのソリューション,サービス化が主な話題である.はじめに,当初我々が遭遇した,従来のアカデミア では扱われてこなかったラストワンマイル独特の制約や考え方と、それらをどのように解決したのかについて話す. 更に時間の許す限り,配車計画等の事例や,配送現場の声,数理最適化のできることについても話題とする.
ソフトウェア展示
スケジューリングに関係する商用・研究用ソフトウェアのオンライン展示やデモを行います.
展示を希望される方は,スケジューリング・シンポジウム2020事務局までご連絡ください.
書籍展示・販売
書籍展示・販売は行いません.
募集講演内容
スケジューリングに関すること全般
- スケジューリング理論,スケジューリング実践技術
最適化法(組合せ最適化,連続最適化),評価法,ヒューリスティクス,メタヒューリスティクス,緩和法,ラグランジュ法,列生成法,制約プログラミング,シミュレーション,知識獲得,機械学習,自律分散,ソフトコンピューティング,ファジィなど - 応用分野・技術
生産,電子商取引,サプライチェインマネジメント,システム設計,ネットワーク,プロジェクト管理,パッキング・カッティング,計画業務,物流,サービス,スポーツ,交通・輸送,教育,医療・看護,福祉,サービス科学,意思決定支援システム,次世代IT,次世代エネルギー,行政,政策決定,環境,安心・安全,建設,MOTなど - 事例
勤務表作成,時間割作成,経路探索,配送計画,要員配置,企業経営,設計支援,保全,ソフトウエア開発,APS,ERP,CIM,リーン生産,JIT,TOC,スループット会計,カイゼン,クラウドコンピューティング,アセットマネジメント,鉄道,ダイヤ編成,スマートグリッド,3R(リデュース,リユース,リサイクル),選挙,マーケティングなど
オーガナイズド・セッション
オーガナイズド・セッション(OS)を募集しています.オーガナイズド・セッションをアレンジしていただける方は,
- オーガナイズド・セッションのタイトル
- 発表者氏名と発表題目(仮のものでも結構です)
を,2020年7月5日(日)までに,スケジューリング・シンポジウム2020事務局までお知らせください.
オーガナイズド・セッションの募集は終了しました.ご協力有難う御座いました.
OS登壇者は必ず事前参加申込をお願い致します.参加申込がなければシンポジウムにて発表できませんのでご注意下さい.
OSはこちらの事前参加申込サイトからお願いします(スケジューリング学会とは別サイトになり,新規登録とログインが必要となります).
講演申込方法
講演申込は2020年6月22日(月)より受け付けています.一般講演の申込はこちらの講演申込サイトからお願いします(スケジューリング学会とは別サイトになり,新規登録とログインが必要となります).
なお, OSの講演申込はこちらの講演申込サイトからお願いします.講演申込は終了しました.多数のお申し込み有難う御座いました.
登壇者は必ず事前参加申込をお願い致します.参加申込がなければシンポジウムにて発表できませんのでご注意下さい.
なお,よくいただく質問をFAQに掲載していますので,ご参照ください.
事前参加申込方法
事前参加申込は2020年6月22日(月)より受け付けています.
・一般講演または一般聴衆の事前参加申込は一般参加申込サイトから申込をお願いします(スケジューリング学会とは別サイトになり,新規登録とログインが必要となります).
・OSに関係する方々の事前参加申込はOS関係事前参加申込サイトからお願いします.
オンライン開催のため当日参加申込はございません。事前参加申込締切日は2020年9月11日(金)です.
参加費振込について
期日までに合計金額を下記の銀行口座へお振り込みください(期日までに振り込みがない場合は当日料金となります). 手数料は各自でご負担いただきますようお願いいたします。
りそな銀行(銀行コード:0010) 泉北支店(店番号:227) 口座番号(普通): 0414242
口座名義:スケジューリングシンポジウム2020 会計 小池稔
(スケジューリングシンポジウム2020 カイケイ コイケ ミノル)
銀行振込の際は,振込人名として事前参加申込時の受付番号と参加者氏名(例: P12345富士太郎)をご記載ください.
企業名及び大学名等で振り込まれる場合,複数の参加者分をまとめて振り込まれる場合には,お手数ですがスケジューリング・シンポジウム2020事務局まで,受付番号,参加者氏名,振込金額をメールでご連絡ください.
執筆要領・送付方法
- 執筆要領は下記からダウンロードしてください.
原稿の印刷は白黒になりますので,ご了承ください.また薄い色はお使いにならないでください.
- 講演論文原稿をフォント埋め込みのPDFにて作成してください.
PDFファイルの名称は,「受付番号(登壇者氏名).pdf」としてください.
- 講演論文原稿PDFはssj2020@googlegroups.com へ添付ファイルで電子メール送信してください。期日まで差し替えも可能です。
講演要領
後日お知らせします
締切
OS提案締切: | |
講演申込締切: | |
講演論文原稿締切: | 2020年8月16日(日) |
事前参加申込締切: | 2020年9月4日(金) |
参加費振込締切: | 2020年9月4日(金) |
参加費(講演論文集PDFを含みます)
振込払(9/4まで) | 振込払(9/4以降) | |
会員・協賛学会員: | 5,000円 | 6,000円 |
学生: | 1,000円 | 1,500円 |
非会員: | 9,000円 | 10,000円 |
オンライン開催のため当日参加申込はございません。事前参加申込締切日は2020年9月11日(金)です.
懇親会
日時: | 2020年9月17日(木) 講演終了後 |
場所: | オンラインで実施予定(無料) オンラインConferenceツール(Remo)を利用する予定 |
論文集代(印刷版を購入の場合)
会員・協賛学会員: | 5,000円 |
学生: | 5,000円 |
非会員: | 10,000円 |
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(あいうえお順)
随時,募集致しております.
詳しくは,スケジューリング・シンポジウム2020事務局までお問い合わせください.
シンポジウム運営組織
実行委員長
西 竜志(岡山大学)
実行委員 (あいうえお順)
小池 稔(産業技術短期大学)
田中 俊二(京都大学)
藤原 稔久(大阪大学)
宮本 俊幸(大阪大学)
主催
協賛学会
- 化学工学会
- 経営情報学会
- 計測自動制御学会
- システム制御情報学会
- 人工知能学会
- 精密工学会
- 電気学会
- 電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ
- 日本オペレーションズ・リサーチ学会
- 日本機械学会
- 日本経営工学会
- 日本生産管理学会
(あいうえお順)
協賛団体
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